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自己中だと気づかせる方法はある?自己中な人の特徴や対処法などを詳しく解説!

自己中な人は、周りからネガティブなイメージを持たれがちです。
あなたの周りにも、周囲の気分を害するような自己中心的な人物がきっと1人くらいはいるでしょう。
自己中な人との付き合いは面倒だと感じてしまうので、なるべく避けたいと考えるのは当然です。
しかし、どうしても付き合わなければいけないこともあります。
そこで今回は、自己中だと気づかせる方法や自己中な人の特徴、対処法について解説していきます。

 

自己中の意味について

自己中は、自己中心的という言葉を略したものです。
自分のことばかり考え、周りが見えていないような人を指します。
職場の同僚や上司、友人などと会話をする中で、「○○さんって自己中だよね」などの話題が出ることもあるでしょう。
私たちは生きていくために周りの人と協力しなければいけませんが、自己中な人にはそれが難しいのです。
他人のことを考えられないと、周りから嫌われるだけではなく、生きづらくなってしまいます。

 

自己中になる原因とは?

自己中だと言われている人は、元々その気質があった可能性ももちろんあります。
しかし、何らかの原因で自己中になってしまった可能性もないとは言い切れません。
続いては、どのような原因で自己中になってしまうのかみていきましょう。

 

子どもの頃に甘やかされて育った

子どもの頃に家族から甘やかされて育った人は、自己中になりやすいです。
両親から叱られたことがなかったり、何をしていても「○○ちゃん(くん)はかわいいね」などと言われ続けたりすると、どんどんわがままな性格になっていきます。
自分を中心に世界が回っているように錯覚してしまうからです。
「自分が一番で当たり前」という考えが根付いているので、社会に出てからも自分勝手な行動をしてしまいます。
そして、上司や同僚にも迷惑をかけてしまうでしょう。
上司から厳しく叱られたり、協調性がなくて周りに馴染めなかったりすることで、浮いた存在になってしまう可能性も高いです。

 

子どもの頃に厳しくしつけられて育った

子どもの頃に甘やかされたわけではなく、厳しくしつけられて育った場合も、自己中になることがあります。
幼い頃に親や学校の先生から厳しくされすぎると、「なんで自分だけそんな扱いを受けるのか」と思うようになり、自己中心的な考え方に偏ってしまいます。
「こうあらねばいけない」「なんでそんなこともできないの?」などと否定ばかりする親に育てられた場合は、子どもの頃に抑えつけていた感情を大人になってから発散しようとする傾向もあるのです。
その結果、自己中になってしまいます。

 

親が無関心だった

親が無関心で、甘やかされもせず、厳しくしつけられることもなかった場合に、自己中になるといったパターンもあります。
親からの愛情を受けずに幼少期を過ごすと、「自分は必要のない人間なんだ」と感じるようになるからです。
そのような感情が芽生えると、「別に何をしてもかまわない」と考え、好き勝手な行動を取るようになります。
それは周りから見ると、自己中以外の何物でもありません。
また、他人に関心を持つことがなく、大きな壁を作ってしまうことも、親が無関心だった人に多く見られる傾向です。
自分以外を敵だとみなしてしまいます。
その結果、自己中心的になってしまう可能性もあるでしょう。

 

自己中な人に共通する特徴

自己中な人に共通する特徴もいくつかあります。
ここでは、3つピックアップしてご紹介します。

 

自分の意見ばかり押し通す

自己中な人は、周りの意見を聞こうとしません。
相手の話を遮ってまで自分の意見を伝えようとする場合もあります。
自分の意見が正しいと強く信じていて、他人の意見には否定的な姿勢を示すのは、自己中な人に多くみられる特徴です。
また自分のことで頭がいっぱいなので、一人称を使うことも多い傾向があります。
会話の中で「私は…」「俺は…」などと言うことが多い場合は、自己中である可能性が高いでしょう。
特に、話し合いの場でそのようなスタンスを貫いている場合は、自分が正しいと思っていて、覆すことはほぼないと考えられます。
周りを思いやる気持ちがあれば、「私たち」といった三人称を使うケースが多いです。
他人よりも自分が優れていると勘違いしていて、とにかく自分の意見が一番正しいと過信している自己中な人はとにかく自分の意見を貫きたいという思いが伝わる行動や言動になるものです。

 

空気が読めない

空気が読めないことも、自己中な人の共通点です。
誰に対しても空気が読めない発言や行動をしてしまうので、周りから距離を置かれてしまうことが多いです。
他人に対する関心が低いことが理由だと考えられます。
他人に関心を持っていないので、相手の気持ちを汲み取って行動したり、発言したりすることができません。
相手がどう思うかを気にしない発言や言動によって、「この人は空気が読めない」と思われてしまいます。
自分を第一に考えているため、思ったこともすぐに口に出してしまいます。
それが周りから見ると空気が読めない発言になりますが、本人は全く気付いていません。

 

承認欲求が強い

自己中な人は、承認欲求も強い傾向があります。
承認欲求は、誰かに認めてもらいたい、見てもらいたいという欲求を指します。

 

自己中だと気づかせる方法はある?

周りに自己中な人がいると、イライラしてしまうので、気付かせたいと思うこともあるでしょう。
自己中な人が「自分は自己中だった」と認めることはほとんどありませんが、気付かせるための方法はあります。
続いては、どのような方法で自己中だと気付かせることができるのか解説していきます。

 

ムカついたことがあったら、同じことをやり返す

「目には目を歯には歯を」と言われることから、やり返すことで自己中だと気付いてもらえることがあります。
やり返すという考え方は良いとは言えませんが、同じ気持ちを味わわないとわからない人もいます。
そのため、あえて同じことをして気付かせるのが効果的なケースもあるのです。
例えば、いつも友人が30分~1時間程度遅れるなど時間にルーズな場合は、あなたも同じように相手を待たせるという方法です。
それで相手がキレた場合は、「いつもあなたもこのくらい遅刻してるからお互い様だよね?」と言ってあげましょう。
友人関係に亀裂が入ってしまうかもしれませんが、自己中な人と無理に付き合うメリットはないので、心を鬼にしてやり返してみるのも良いでしょう。

 

「こういう人ってありえないと思う」と遠回しに伝える

自己中な人は、当然ですが自分が自己中だと気づいていません。
気付いてもらうためには、「こういう人ってありえないと思う」と遠回しに伝えることが効果的な場合もあります。
具体的には、「職場にいつも自分の意見ばっかり言って、うちらの意見を聞いてくれない人がいるんだよね。自己中だと思わない?」、「飲み会の時に自分の好きなものばっかりたくさんとるのって、イライラしない?」など、伝えたい相手の行動や言動に近いエピソードを伝えてみてください。
それを聞いて思い当たる節があれば、「私って自己中だったかもしれない」と気付く可能性があります。
しかし、自己中な人はそのように言われても何も思わないケースも珍しくありません。
「別にそれくらい普通だと思う」と言われてしまう可能性もあるので、意味がない可能性もあると考えられます。

 

はっきりと伝える

相手のことを大切に思っているなら、はっきりと伝えた方がいい場面もあります。
伝えるときは強気な口調ではなく、「あなたとの関係をこれからも大切にしたいからこそ、伝えている」、「あなたが大切な存在で幸せになってほしいから伝えている」ということも含めて言うようにしましょう。
相手もあなたとの関係を大切にし続けたいと思っているなら、きちんと話を聞き、受け入れてくれるはずです。
聞き入れてもらえない場合は、それまでの関係だったということになるでしょう。
自己中な人と付き合い続けると疲れてしまうので、もし受け入れる様子がないなら、「無理に関係を続ける必要がない人だった」と割り切ることが重要になります。
仲が良い相手であるほど離れがたいと感じるものですが、本当に良い関係を築くためには、お互いを受け入れる必要があります。
それができない相手は、あなたにとって必要ない相手だと考えることもできるので、はっきりと伝えるのであれば最終的にどのような結果になっても落ち込まないメンタルも必要です。

 

自分の立場に置き換えさせる

自己中な人は、これまでにも解説してきたように自分が一番だと思っています。
その思考回路を逆手に取り、自分の立場に置き換えさせることで、「自分は自己中だったんだ」と気が付く場合もあります。
自分がされたらいやなことを主観的に見せることで、自分自身の行動を反省するきっかけになるといったパターンもあるでしょう。
「こういう人ってありえないと思う」と遠回しに伝えることと似ていますが、いずれの場合も相手の行動を振り返るきっかけを与えます。
そうすることで、自分の行動や言動を客観的に見ることができ、どれだけ周りに不満を持たれているのか、などを感じてもらえます。

 

承認欲求を満たすため、認めてあげる

承認欲求を満たすために自己中になっている場合は、それを満たしてあげるのが効果的です。
認めてあげることで、「自己中なことをしていた」と気が付く場合もあります。
自己中な人は自分を中心に世界が回っていると思っているため、それを認め、天狗にさせるのです。
常に自分の利益になる事ばかり考えていると、いつかボロが出てきます。
そうなると、周りからの信頼は失墜し、評価もマイナスになってしまうでしょう。
落ちるところまで落ちて初めて、自分が自己中だったと気づくはずです。
落ちてしまったら這い上がらなければいけないので、自己中なままではやっていけません。
そのため、内面を入れ替え、生まれ変わるきっかけを与えるといった効果も期待できます。
承認欲求が満たされれば、満足感を得て、自己中から抜け出すきっかけになるといったパターンも大いにあり得ます。

 

自己中な人と付き合わなければいけない場合の対処法

自己中な人と付き合うのは面倒ですが、仕事などでどうしても付き合わなければいけない場合もあるでしょう。
そこで最後に、自己中な人と付き合わなければいけない場合の対処法を3つピックアップしてご紹介します。

 

話を聞き流すようにする

1つ目の対処法は、話を聞き流すようにすることです。
自己中な人に対しては、「すごいね!」、「確かにそうかも!」などの相槌を打ちながら話を聞いているように見せかけるのがおすすめです。
相手の意見に対して反論してしまうと、ヒートアップしてしまう可能性があるので、とにかく共感するようにしましょう。
自己中な人は一方的に話したがる傾向もあるので、聞き流していても言いたいことを言い終われば気持ちよく去ってくれます。
真剣に話を聞きたくなる気持ちもわかりますが、それが逆効果になってしまう可能性があることを知っていれば、聞き流すべきタイミングも自然とわかるはずです。

 

ギブ&テイクの関係を目指す

2つ目の対処法は、ギブ&テイクの関係を目指すことです。
相手から一方的に話されることに我慢できない場合は、この対処法を試してみてください。
おだてすぎてしまうと状況が悪化してしまうので、ある程度の距離感を持つためにも効果的な方法です。
自分の利益ばかり求められてしまうと、周りは疲弊してしまいます。
それでは良好な関係を築けないので、「してくれるならする」、「してくれないならしない」といったスタンスで付き合うようにしましょう。
優しい人は周りに振り回されてしまうことも多いですが、それでは自分のためになりません。
自己犠牲があるからこそ成り立っている関係は、長続きすることもないでしょう。
自己中心的な人に振り回されないようにするためにも、ギブ&テイクの関係を目指すことは重要です。
そうすると、人間関係で疲弊しにくくなります。

 

周りを味方につける

3つ目の対処法は、周りを味方につけることです。
周りを味方につけていれば、あなたの意見も通りやすくなります。
あなたの意見だけだと少数派だと思って受け入れてもらえない可能性もありますが、他にも同じような気持ちの人が多ければ、「自分のやり方が間違えていたのかもしれない」と気付いてもらいやすくなります。
そして心を入れ替えてくれたなら、周りを味方につけることが対処法として有効だったと言えるでしょう。
自己中な人と言い合いになってしまった時も、味方がいれば非常に心強いです。
味方になってもらうためには、日ごろから信頼関係を構築しておくことがポイントになります。

 

 

自己中な人と付き合い続けると、あなた自身が疲れてしまいます。
振り回され続けるのはもう嫌だと思っている人もいるでしょう。
そのような状況から抜け出すためには、相手に「自分は自己中だった」と気付いてもらえるのが理想的です。
しかしそれは簡単なことではないので、こちらが対処した方が良いといったパターンが多いです。
周りに自己中な人がいて悩んでいるなら、今回紹介した対処法などを試してみてください。