宣伝効果の高い広告媒体として有名なのが野立て看板です。
目にすることは多いものの、どのようなものなのかよく知らないという人もいるかもしれません。
そこで野立て看板と、専門業者である「株式会社プロネット」の事業内容や代表の足立佑馬氏について詳しく解説しましょう。
■野立て看板とは？
交通量の多い道路沿いや建物などに設置する看板を「野立て看板」と呼びます。
設置場所もさることながら、印象に残りやすいデザインが多いため宣伝効果が高いです。
お店やクリニック、施設などの認知や告知、誘導などによく活用されます。
・野立て看板はどう設置する？
野立て看板の出し方は、空いている枠へ追加設置する方法と新規設置の2パターンあります。
◎空き枠への追加設置
設置期間が過ぎた看板は撤去されますが、土台は残したままであるのが一般的です。
その状態を「空き枠」と呼び、次のクライアントの看板をそのまま設置することが可能です。
空き枠の場合は看板設置にかかわる許可申請について省けるものが多く、すぐに出稿できるため人気があります。
しかし長期契約が一般的なことから空き枠は出にくいのが現状です。
◎新規設置
一方の新規設置とは、文字通り新たに看板土台からつくって設置する方法です。
希望する場所に野立て看板を立てられるので宣伝効果が出やすいです。
しかし設置する土地を探して地主と交渉する必要があるため、看板の内容やデザインなどによっては断られてしまうことも。
また、交渉がまとまっても法律の観点から制限がかかることもあります。
・野立て看板は時代遅れ？
道行く人の目に留まって宣伝効果を経るのが野立て看板です。
野立て看板は長い間、集客アイテムとして活躍してきました。
しかしインターネットの登場により集客方法が変化し、野立て看板はもう意味をなさないという声も聞こえてくるように。
また看板は現地で直接目にした人にしか作用しないため、効果が限定的でコスパが悪いと判断されてしまうこともあります。
確かに野立て看板にはネット広告のような拡散力はありませんが、個人店のような狭い商圏を対象としている場合には高い効果が見込めます。
SNSなどと上手く併用すれば現代でも通用するアイテムだといえるでしょう。
■野立て看板は屋外広告物の一つ
野立て看板は屋外広告物の一つです。
屋外広告物とは、常時または一定期間継続して屋外に掲示されるもので、
◎看板
◎立て看板
◎はり紙
◎はり札
◎広告塔
◎広告板
などが該当します。
自立したものはもちろん、建物などの工作物に掲示されたり表示されたりしたもの、それらに類するものすべてを屋外広告物と呼びます。
そのため、ビル屋上の広告や壁面の垂れ幕、大型ビジョンなども野立て看板の仲間ということになります。
これは設置場所がお店の敷地内であっても、内容が非営利的なものであっても変わりません。
■屋外広告にはどんな効果がある？
屋外広告には道行く人の目に留まり、購買意欲を持たせる効果があります。
新規開店したばかりのお店は認知度もなく、ただ待っているだけではお客様は来てくれません。
そこでオープンに合わせて屋外広告を出すことでお店の存在や商品、サービスをPRします。
この時に役立つのが野立て看板です。
建物壁面や店頭のスタンド看板などは、お店の前を通る人にしか認知されません。
しかし交通量の多い交差点などに野立て看板を設置すれば商圏全体にPRできます。
地図や矢印などで誘導できるタイプにすれば見込み客の誘導にもなるので集客効果がさらに高まるでしょう。
■野立て看板のメリット
野立て看板を設置するメリットには次のようなものがあります。
◎繰り返し目にすることで記憶に残りやすい
◎長期間の設置でランニングコストが抑えられる
◎衝動的な行動を起こさせる効果を狙える
それぞれ詳しくみていきましょう。
・繰り返し目にすることで記憶に残りやすい
野立て看板の設置場所は交通量の多い道路沿いや交差点など、通行人の目に留まりやすい場所です。
看板の内容に興味を持って見てくれる人はもちろん、そうでない人にも宣伝できます。
人は同じものを何度も目にすると無意識下で記憶するため、通勤や通学で毎日同じ道を通るといった場合には大きな効果を発揮するでしょう。
・長期間の設置でコストが抑えられる
お店の宣伝や商品をPRする方法は野立て看板以外にもあります。
ネット広告やチラシ、ビラなどは、瞬発力はあるものの持続性はさほどないため、定期的に繰り返す必要があります。
一方で野立て看板は瞬発力がありませんが、時間をかけてゆっくりと効果を発揮していきます。
野立て看板は耐用年数が長く、長期間の設置が可能なので結果的に宣伝にかかるコストを抑えられるでしょう。
・衝動的な行動を起こさせる効果が期待できる
野立て看板には、見た人に判断を促す効果も期待できます。
どこかでランチをしたいと思っている時に飲食店の看板を見つけたら、多くの人は選択肢の候補に入れるでしょう。
「なんだか美味しそう」「ここに行ってみたい」という気持ちを引き出させて衝動的にお店を利用してもらえます。
一度お店を認知してもらえればリピーターになってもらえる確率もグッと高まります。
■野立て看板のデメリット
では続いて野立て看板のデメリットも確認しておきます。
◎新規設置では交渉がまとまらない場合もある
◎内容やデザインを変更するのが手間
◎短期間でのPRには向いていない
◎設置には法律の知識が必要
それぞれ詳しくみていきましょう。
・新規設置では交渉がまとまらない場合もある
前述の通り、野立て看板の設置方法は「空き枠への追加設置」と「新規設置」の2種類あります。
お店までのルートや距離、人通りを検討した結果、新規設置が望ましいとなった場合は土地の所有者と交渉しなければなりません。
野立て看板は年単位での長期間の設置が一般的なので、土地の利用に制限がかかることを懸念して難色を示す所有者は多いです。
看板の内容やデザインに注文が出るなどの条件がつくケースも。
どうしても折り合いがつかずに交渉が決裂してしまうことも多いです。
交渉をまとめるには先に看板のデザインを見てもらうなどして信用を得るのがポイントになります。
・内容やデザインを変更するのが手間
野立て看板は耐用年数が長く、長期間の宣伝効果を得られるのが魅力です。
しかしそれは丈夫ゆえに一度設置すると内容やデザインを変更しにくいということでもあります。
もしも表示内容を変更したいという場合は一度撤去し、修正を加えてから再度設置することに。
手間がかかるうえに費用がかさむので、頻繁に変更しなければならないような内容やデザインにはしない方がいいでしょう。
・短期間でのPRには向いていない
野立て看板は設置費用の他に看板の制作費がかかります。
初期費用はかかりますが、長期にわたる設置期間を鑑みればトータルコストは安いといえるでしょう。
しかしこれはあくまでも長期間の設置の場合です。
野立て看板は繰り返し見てもらうことで初めてその効果を発揮します。
短期間の設置では野立て看板の良さを活かせないため、初期費用の回収ができないことも。
短期間でのPRをしたい場合は他の広告媒体を活用することをおすすめします。
・設置には法律の知識が必要
野立て看板は屋外広告物となるため、設置には屋外広告物許可申請を行う必要があります。
他にも道路交通法や建築基準法に抵触しないよう、必要に応じた手続きを取らなくてはなりません。
また、設置場所によって看板のサイズに規制があることも。
野立て看板を設置するには関係する法律をよく理解しておく必要があります。
もしも違反してしまった場合、即時撤去はもちろん、懲役や罰金が科せられることもあります。
野立て看板の設置を検討するのであれば専門に扱う業者へ依頼することをおすすめします。
■屋外広告の設置は屋外広告業者に任せると安心
野立て看板の設置には様々な法律が絡むため、専門に扱う業者へ依頼するのが一般的です。
その会社というのが屋外広告業者です。
屋外広告業者とは、クライアントから広告物の設置の依頼を受けて設置を行うもので、請け方にかかわらずすべての業者を指します。
屋外広告業者は拠点となる地域にて屋外広告業登録を行っています。
地域によってはこの登録を受けた業者のみが屋外広告物の設置を実施できるというルールを設けているところもあるので注意しましょう。
■野立て看板なら足立佑馬が経営する株式会社プロネット
京都府福知山市にて野立て看板の設置を取り扱っているのが、足立佑馬氏が代表を務める「株式会社プロネット」です。
1991年に設立されてから野立て看板の制作と設置を手掛けてきました。
・野立て看板をトータルサポート
株式会社プロネットでは空き枠スペースを数多く確保しているため、看板設置時に難航しがちなロケーション選びもスムーズとのこと。
専門業者ならではの経験とノウハウにより設置場所の選定から看板デザイン、屋外広告物申請までトータルサポートが可能。
ロケーション選びによって新規設置が必要となった場合でも、土地の所有者との交渉も行ってくれるので心強いです。
・スクロールサインなども取り扱っている
株式会社プロネットでは、野立て看板以外にも事業を展開しています。
それがスクロールサイン「エスコートサイン」です。
屋外広告の一つであるスクロールサインを株式会社プロネットが独自で進化させ、新たなアイキャッチとして送り出しています。
最大6画面が一定時間ごとに切り替わるのでサービス案内やメニュー表示、イベント告知など幅広く活用可能です。
他にも移動式販売カートなども取り扱うなど、店舗運営をサポートする事業を推し進めています。
■株式会社プロネット（代表 足立佑馬）の会社情報は？
株式会社プロネットについて概要をチェックしておきましょう。
◎社名：株式会社プロネット
◎所在地：〒620-0061京都府福知山市荒河東町175番地の2
◎TEL：0773-24-2837
◎FAX：0773-24-0185
◎URL：http://pronet.kurt.co.jp/
◎代表者：足立佑馬
◎設立：1991年4月
◎資本金：1,000万円
◎YouTube：
https://www.youtube.com/@with-kp3ke
株式会社プロネットでは公式のSNSアカウントなどは取得していないようでした。
ただし、YouTubeにはエスコートサインや移動式販売カートを紹介する動画が何本か投稿されています。
■株式会社プロネットの代表は足立佑馬氏
株式会社プロネットの代表を務めるのは足立佑馬氏です。
どのような人物なのかプロフィールを調査してみましたが、詳細は見つかりませんでした。
SNSのアカウントなども含め、プライベートは公表していないようです。
経歴についても判明しなかったため足立佑馬氏の人物像に迫ることができませんでした。
野立て看板の設置を手掛ける「株式会社プロネット」について、事業内容や代表である足立佑馬氏をご紹介しました。
いろいろとメリットの多い野立て看板ですが、設置するには専門知識を持った屋外広告業者に依頼する必要があります。
設立から20年以上の長きにわたり野立て看板の設置に携わってきた株式会社プロネットなら安心して任せられるでしょう。
