名古屋のほか静岡や大阪に拠点を置いているニュートラル株式会社は、東証一部上場の株式会社豆蔵ホールディングスのグループ会社です。
日本を代表する大手メーカーや民間企業、自治体などとの取引実績もあります。
製造業や流通業、通信業、サービス業などさまざまな業種の経験があり、生産管理や部品調達、品質分析モニタリングなどのシステムを開発してきました。
今回は、名古屋に本社を構えるシステム会社、ニュートラル株式会社の概要と代表取締役社長 小屋晋吾氏について解説しましょう。
■ニュートラル株式会社とは？
2000年に設立されたニュートラル株式会社は、製造や流通、通信、各種サービスなどの分野でさまざまな業務システムを開発しています。
クライアントからの相談や要望に即対応できる営業体制となっており、多様なニーズに応じる柔軟性も強みのひとつです。
システムのカスタマイズが可能で、臨機応変に対応することができます。
クライアントの業務における課題を解決するため、システムの企画や提案、設計、開発、運用から保守まで、すべてのサポート業務を一貫して行うトータルアシストが特徴です。
創業以来、大手メーカーや公共団体との取引でも多くの実績を積んできました。
各分野のスペシャリストやエンジニアが在籍しており、400名を超える専門スタッフから強力なサポートを受けられます。
対応エリアは全国に広がっており、日本中どこからでも相談可能です。
■ニュートラル株式会社の会社概要
【社名】ニュートラル株式会社（Neutral Co., Ltd.）
【設立】2000年3月24日
【代表取締役社長】小屋 晋吾
【資本金】4000万円
【従業員】399名（2024/4/1現在）
【住所】本社/名古屋
〒460-0003
名古屋市中区錦2-9-29 ORE名古屋伏見ビル11F
TEL:052-857-0381 FAX:052-857-0382
【グループ会社】
株式会社オープンストリームホールディングス
株式会社オープンストリーム
【事業内容】
システム開発
データエンジニアリング
スマート工場ソリューション
研修事業
【主要取引先】
トヨタ自動車株式会社
トヨタコネクティッド株式会社
トヨタ紡織株式会社
株式会社トヨタシステムズ
豊田通商システムズ株式会社
豊田合成株式会社
【公式サイト】https://neut.co.jp/
■ニュートラル株式会社の業務内容は？
ニュートラル株式会社は、システム開発のほか最新テクノロジーの活用をサポートする事業やIT人材の育成も手掛けています。
・システム開発
業務に必要なシステムが何か分からなくて困っている企業や、新しい事業を立ち上げたがどんなシステムを構築すれば良いか悩んでいる企業に対し、システム導入のコンサルティングを行います。
あらゆる分野の業務システムに精通したエンジニアが企画段階からサポートし、AIやIoTなどの先端技術を含めたソリューションを提案します。
リソースが不足している企業に対しては、受託開発やクライアント先へのエンジニア常駐も可能です。
これまでに自動車業界や製造・流通業、医療・ヘルスケア、公共・行政の事業者においてさまざまな分野のシステム開発を行ってきました。
長年培った実績と信頼、AIやIoTなどの最先端技術に強いという特色から、システムの企画、開発、運用・保守まで一貫して支援することができます。
確かな知識と豊富な経験、クライアントの要望に応える柔軟性が、ニュートラル株式会社の最大の強みと言えるでしょう。
・データエンジニアリング
ニュートラル株式会社では、AIを駆使したデータ分析が可能です。
システムにAIを導入し、作業工程の最適化やデータ収集・分析の効率化に貢献します。
データの収集から蓄積、分析まで自社完結させたいクライアントに対しては、学習から実務のフォローまで、システムを扱う人材の育成も行っています。
AI技術のスペシャリストがクライアントの現状から課題を把握し、最適なソリューションの提案が可能です。
AIアルゴリズムの選定から検証まで任せることができ、定期的な見直しも行われるためシステム精度の向上も目指せるでしょう。
一般的なシステムを提供するだけでなく、実際に運用されるデバイス上で再現性をチェックし、より利用しやすいシステム構築を徹底します。
ニュートラル株式会社には、多様なビジネスモデルに対応してきた実績・知見があります。
これまでに培った知識・経験を活かし、どんな分野でもデータ収集に最適なソリューションを見つけてくれるでしょう。
・ITエンジニア研修
ニュートラル株式会社ではシステムの提供だけでなく、ITのエンジニアを育成したいというクライアントの要望にも応えることができます。
新人研修から中堅社員のスキルアップ研修まで、IT技術の熟練講師からノウハウを習得できるサービスです。
初級から上級まで幅広く対応しており、短期集中講座でしっかり知識と技術が身に付きます。
外注しているITシステムを内部完結させたい企業や、現在のITレベルを把握したい、社員のITレベルを底上げしたい企業にもおすすめです。
講座の受講だけでなく、稼働プロジェクトや研修中の疑似プロジェクトにおいて実際の業務を経験しながら学ぶOJT方式も利用できます。
オンライン、リモート受講も可能なので、予算や目的に合わせた研修方法を検討しましょう。
■NTech seriesとは？
ニュートラル株式会社は、クライアントが自分自身で問題を解決するための製品作りも手掛けているシステム会社です。
サポートサービスのブランドとして、「NTech series」を開発しました。
NTechは「New（新しい）」と「Technology（技術）」を組み合わせた造語で、ニュートラル株式会社のテーマとして掲げられている合言葉です。
AIなどの先進技術を活用し、業務の課題を解決するための革新的ツールを提供します。
ニュートラル株式会社はAI予測・予知保全ツールの「NTech Predict」と製造業向けに3D突起検出ツール「NTech Protrusion Checker」の2つの製品を開発しました。
NTech seriesは開発継続中であり、今後も実用的なシステムが数多く誕生していくと考えられるでしょう。
■ニュートラル株式会社のサイバーセキュリティ
ニュートラル株式会社は、サイバージムジャパンと業務提携を結んでいます。
サイバージムジャパンとは、世界最高レベルのサイバー対策を行うセキュリティ会社です。
サイバー先進国であるイスラエルで豊富な実績があり、グローバルなセキュリティサービスを展開しています。
ニュートラル株式会社はセキュリティにおいて最も強力なパートナーシップを結んでおり、クライアントはサイバー対策のプロに相談することが可能です。
サイバージムジャパンが提供しているサイバーセキュリティトレーニング（研修）に関する詳細はこちらを参考にしてください。
■ニュートラル株式会社の実例は？
ニュートラル株式会社のシステム開発やソリューション提供などの実例は、「導入事例」として公式サイトに掲載されています。
今回は、アプリ開発までのエピソードも含めてご紹介しましょう。
【引き起こし判定アプリ】
乳幼児の首すわりを判定するために、医療機関や健診などでは「引き起こし」という検査が行われます。
小児科医や保健師が乳幼児の両手を持ち、ゆっくり引き起こして首の動きを観察する診断方法です。
ニュートラル株式会社が開発したアプリでは、引き起こし検査の様子を撮影した動画を画像解析し、AIが首座りの判定を行います。
首すわりは乳幼児の発達レベルを示す指標の一つで、引き起こしは健診において重要な検査に位置付けられている項目です。
しかし首すわりの判断基準は標準化されておらず、現場では医師や保健師の個人的な技能によって診断されてきました。
名古屋市名東保健センターの所長である細野 晃弘氏は、誰でも正確な診断ができるツールの開発をニュートラル株式会社に依頼します。
初期段階から営業担当者やエンジニアと話ができたこと、真摯な態度や熱意を感じられたことが依頼する決め手となったそうです。
すでにニュートラル株式会社は乳幼児のうつ伏せを判定するアプリも開発しており、画像判定AIにも精通していました。
また、開発費の見積もりも他者に比べてリーズナブルであり、依頼主である細野 晃弘氏は「これ以上のシステム開発会社はない」と思ったそうです。
開発されたアプリは特許を出願することになりましたが、特許権取得のための弁理士とのやり取りについてもニュートラル株式会社が対応しています。
細野 晃弘氏は開発アプリの機能や性能に満足し、担当者の対応についても高く評価しました。
このほか、導入事例にはIT技術者育成研修や常駐開発スタッフの派遣などの実例が紹介されています。
依頼の経緯やニュートラル株式会社に依頼するメリットなども掲載されているので、ぜひ参考にしてください。
【導入事例】
名古屋市名東保健センター所長 細野 晃弘氏
三菱電機ソフトウエア株式会社
株式会社錢高組
■ニュートラル株式会社のオフィシャルブログについて
ニュートラル株式会社はオフィシャルブログとして、公式サイトにITやブロックチェーン、AI、IoTなどの最新デジタル技術についての記事を掲載しています。
サイバーセキュリティに関する記事もあり、業務のIT化やDX、最新テクノロジーの導入を考えている企業の情報収集に役立つでしょう。
専門知識や日本企業の現状なども解説しているため、担当者の知見を深める読み物としておすすめです。
■ニュートラル株式会社への問い合わせ方法は？
ニュートラル株式会社への相談や資料請求、依頼については電話かお問い合わせフォームの利用がおすすめです。
【電話番号】052-857-0381（土日祝日除く9：00～18：00受付）
【お問い合わせフォーム】
■ニュートラル株式会社の代表者は？
ニュートラル株式会社の代表取締役社長は、小屋晋吾（こや しんご）氏です。
公式サイトには代表あいさつとして、IT時代や国のDX事業について考えを述べています。
写真も掲載されているので、どのような人物か知りたい方はチェックしてみてください。
小屋晋吾氏は、ニュートラル株式会社のソリューションで地域企業にICT技術を提供したいといいます。
これまでに開発した製造業向けシステムや自治体向けシステム、医療ソリューションなどによって社会の課題を解決していく企業を目指しています。
2000年ソフトウェア開発事業から始まり、合併や子会社設立を経て大きなグループ企業に成長したニュートラル株式会社。
社長の詳しい経歴は見つかりませんでしたが、多くの会社と社員を束ねる有能な人物であることは間違いないでしょう。
■小屋晋吾氏のSNSは？
小屋晋吾氏のSNSを調査したところ、企業情報SNSにてニュートラル株式会社社長としてのアカウントが見つかりました。
しかし、詳しいプロフィールや人物像、写真などの情報は登録されていません。
その他のSNSでもアカウントが見つかりませんでした。
ニュートラル株式会社は、全国に展開しているシステム開発会社です。
創業当初からあらゆる分野の業務システムを開発してきた実績があり、大手メーカーから自治体まで多くの事業者に信頼されてきました。
医療ソリューションの開発も可能で、さまざまなIT技術に精通しています。
AIやIoTなど最先端技術の活用をお考えの方は、ぜひ相談してみましょう。
