TrendCatch 明日を楽しくする情報まとめ

流行や気になることをどんどん紹介していきます!!

ニキビを速攻治したい!早く治すための方法を伝授

「明日は彼氏とデートなのにニキビができてしまった…」「今週末までにニキビを治したい!」など、ニキビができてしまったことで悩んでいる方も多いでしょう。
1日でも早くニキビを治すには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
今回は、ニキビができてしまった時に早く治すための対処法や、ニキビを悪化させてしまうNGケアをご紹介します。
素早くニキビを治したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

■ニキビには色んな種類がある

そもそもニキビにも様々な種類があり、それぞれの種類によって治し方などが異なります。
ここではニキビの種類と特徴についてご紹介しましょう。

・マイクロコメド

マイクロコメドとは、毛穴の出口が狭くなることで、毛包に皮脂が詰まりやすくなった状態を指します。
ニキビの前段階的な状態であり、このまま放置してしまうと白ニキビに発展してしまいます。

・白ニキビ

白ニキビは毛穴の中に皮脂や角質などの老廃物が詰まってしまい、白い塊に見える状態を指します。
ニキビの初期段階であり、毛穴が詰まった状態なので皮脂や角質などの老廃物をうまく取り出せば改善されます。
炎症も起きていないため、痛みや熱感もありません。
なお、白ニキビの中でも中に詰まった皮脂が白く見え、発見しやすいものもありますが、白い点がほとんど見えず、見逃してしまう場合もあります。
白ニキビを放置していると皮膚の中で毛包が広がり、皮膚常在菌の一種であるアクネ菌も増えていきます。

 

・黒ニキビ

黒ニキビは、毛包が広がった白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や皮脂の酸化によって黒く見えるニキビを指します。
シミやほくろのようにも見えますが、毛穴が開いていて蓋がされているように見えるのが黒ニキビです。
白ニキビの皮脂が酸化しているだけなので、炎症は発生しておらず、痛みもほとんどありません。
ただし、白ニキビよりもかなり目立ってしまうことから、気にする方も多いでしょう。

・赤ニキビ

赤ニキビは、毛包の中でアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こす物質を生成することで発生するニキビです。
表面では分かりづらいものの、内部で炎症を起こしているため、熱感や痛みを感じることもあります。
赤ニキビを放置するとニキビ跡になってしまい、きれいな肌に治すのが難しくなってしまう場合もあるので注意が必要です。

・黄ニキビ

黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに悪化した状態を指します。
毛包の中ではアクネ菌が生み出したリパーゼという酵素が、薄くなった毛包の壁を壊してしまい、そこから外に炎症を起こす物質が広がってしまいます。
つまり、黄ニキビがあると周りの肌でも炎症を起こしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
また、毛穴の中に膿が溜まっているため、毛穴が腫れてしまい痛みを伴う場合もあります。


■ニキビ発見!自分で潰しても大丈夫?

鏡を見てニキビが見つかった場合、早く治そうとして指などで潰そうとする人もいるでしょう。
ニキビを自分で潰してしまっても問題ないのでしょうか?

結論から言えば、ニキビを自分で潰してしまうのは良くありません。
目立ったところにニキビができてしまうとどうしても触りたくなってしまいますが、手や指に付着している雑菌がニキビについてしまったり、ニキビを刺激することで炎症が進行したりする場合があります。
また、ニキビを潰すことでその中に細菌が入ってしまい、炎症を悪化させてしまう場合もあるでしょう。
ニキビを潰すことは毛穴や皮膚を傷付けてしまうことにもつながるため、ニキビ跡になってずっと肌に残ってしまう可能性もあります。
このように、ニキビを自分で潰しても良いことはないので、正しい治し方を実践するようにしてください。
なお、どうしても触りたくなってしまうのであれば、絆創膏などで一時的に保護すると良いでしょう。
絆創膏を貼る時はニキビをなるべく刺激しないように、優しく貼ってください。

 

 

■潰すだけじゃない!ニキビを悪化させるNGケア

自分でニキビを潰す以外にも、症状を悪化させる可能性があるNGケアもあります。

・ニキビの放置

ニキビを潰さない・触らない方が良いといっても、放置して良いわけではありません。
ニキビをそのまま放置してしまうと、詰まった毛穴の中で皮脂やアクネ菌が増えてしまい、赤ニキビや黄ニキビになってしまう可能性もあります。
まだ白ニキビの段階でも早めに対策を講じることが重要です。

・オーバーケア

ニキビは皮脂が詰まることで発生しやすいため、比較的脂性肌の人にできやすいと言われています。
毛穴に詰まった皮脂を取り除き、肌を清潔な状態に保つことも重要ですが、1日に何度も洗顔したり力を入れてゴシゴシと擦るように顔を洗ったりすると、肌のバリア機能が低下し、ニキビが悪化する可能性があります。
洗顔のし過ぎはかえって肌を守るのに必要な油分まで取り除いてしまう可能性があるため、やりすぎには注意が必要です。

 

■ニキビをできるだけ早く治すには?

ニキビを1日で完治させることは難しく、ある程度の期間が必要となってしまう場合もあります。
ただし、炎症を抑えて目立たなくさせることは可能です。
ニキビをできるだけ早く治すためにも、以下の対処法を実践してみてください。

・抗炎症成分が入った市販薬を使用する

薬局やドラッグストアなどでニキビ用の市販薬を購入できます。
ニキビ用の市販薬にも様々な種類がありますが、中でもおすすめしたいのが抗炎症成分の入った市販薬です。
抗炎症作用があるとニキビの炎症も収まりやすく、目立たなくなります。
市販薬の場合、イブプロフェンピコノールやアラントイン、グリチルリチン酸二カリウムのいずれかが含まれているものを選ぶのがおすすめです。

・ニキビパッチを使う

ニキビパッチとは、ニキビの上に直接貼ることで保護するアイテムです。
絆創膏とは異なり、パッチには保湿成分や肌を保護する成分などが含まれているのが特徴です。
また、黄ニキビまで進行してしまうと滲出液がニキビから出てしまう場合もありますが、ハイドロコロイドが配合されたニキビパッチだと滲出液を吸収し、皮膚を衛生的な状態に保てます。
近年は薄くて肌に馴染みやすく、上からメイクをすればほとんど隠れてしまうタイプや、就寝時でも使えるように肌にしっかりと密着するタイプもあるため、使用シーンに合わせてパッチも使い分けると良いでしょう。

・皮膚科で治療する

ニキビで病院を利用するのは大げさのように感じてしまう方もいますが、ニキビは皮膚の疾患でもあるため、ニキビ用の処方薬や治療方法も存在します。
例えば白ニキビや黒ニキビといった炎症前のニキビなら、毛穴に角質が詰まらないようにディフェリンゲルと呼ばれる薬が処方される場合もあります。
赤ニキビや黄ニキビのようにすでに炎症しているニキビに対しては、抗炎症作用のある塗り薬や抗生物質を処方するのが一般的です。
特に抗生物質は病院でしか処方してもらえないため、炎症がひどく重症になったニキビに悩んでいる方は皮膚科で治療してもらいましょう。

 

 

今回は、ニキビを早く治すための方法やNGケアについてご紹介してきました。
ニキビを早く治そうとして自分で潰してしまう人もいますが、ニキビ跡ができたり他の箇所へ二次感染したりするリスクもあることから、おすすめできません。
1日で治すことは難しいものの、正しい治し方を取り入れた方が綺麗な肌を保ちやすくなるため、今回ご紹介した方法を試すようにしましょう。